特殊な仕立てにより、約8分で着付けができる。背面にファスナーを採用し、一人で車椅子を利用してトイレを使う際の負担を軽減する設計とした。袖の長さも調整でき、車椅子での移動時や長時間の着用に対応する。
審査では、自宅でも短時間で着付けできる点に加え、トイレ利用時の負担軽減や袖丈調整など、利用者と家族が抱える課題に対応した点を評価した。障がいのある人が振袖を着て祝祭の場に参加できる選択肢を広げ、福祉と伝統文化を結び付けた提案として評価したという。

▲実際のUniversal Design Furisode着用の様子
開発のきっかけは、一蔵が開催したきものファッションショーで、車椅子を利用する女性が「きものを着てみたい」と話したことだった。開発では車椅子の構造を学び、当事者への聞き取りや試着を重ねた。「簡単に着られる」「着姿がきれい」「長時間着ても疲れにくい」の三つの点を重視して改良したという。
※本記事の制作にあたってAIを活用しています。
