研究は京都府立医科大学、徳島大学、東邦大学、札幌がんセミナーと共同で実施した。20歳以上の患者を対象に、FBRAと外観や性状を似せた対照食品を用いた二重盲検ランダム化クロスオーバー試験を行った。摂取期間は14週間。摂取量は開始から1週間が1日3.5グラム、次の1週間が10.5グラム、その後の12週間が21グラムだった。

▲日本国内では難病に指定されている
主要評価項目は、下痢や血便、腹痛などを点数化する臨床活動性指数(CAI)の改善。FBRA摂取群と対照食品摂取群を比較した結果、CAIでは統計学的に有意な差は認められなかった。
一方、試験途中で中止した参加者を除き、実際に食品を摂取した人を比較するPPS解析では、高感度CRPの改善者割合がFBRA群で有意に高かった。改善者はFBRA群が20人中15人(75.0%)、対照食品群が24人中10人(41.7%)で、改善割合比は1.80、95%信頼区間は1.05~3.08だった。赤血球沈降速度や白血球数、血清総たんぱく質、血清アルブミンにも改善傾向が示された。

▲高感度CRPの改善割合が有意に高かった
試験期間中、重大な有害事象は確認されなかった。腹部の張りなどを理由に摂取を中止した参加者はいたが、中止後に症状は消失したという。研究では、FBRAが潰瘍性大腸炎患者の炎症状態に影響を及ぼす可能性が示唆されたとしている。
※本記事の制作にあたってAIを活用しています。
