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2024.03.08

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JR東日本、トランジット輸送の試験 新幹線など活用し多量輸送

新幹線などを活用した輸送のイメージ

JR東日本は2月29日、新幹線などによるトランジット輸送を活用した多量輸送のトライアルを実施すると発表した。新幹線を使った高速・多量荷物輸送により、「物流の2024年問題」など、社会課題の解決に寄与するのが狙いだとしている。

速達性・定時性に優れ、環境にも優しいという鉄道の強みを活かし、JR東日本グループが展開している荷物の輸送サービス「はこビュン」の一環。これまで3回のトライアルを実施してきた。

4回目となるトライアルは3月8日、上越新幹線の新潟~東京間の臨時列車で実施する。鮮魚、青果、菓子、酒類、精密機器部品、医療関係品など約350箱を輸送する。

さらに新たな取り組みとして、新幹線荷物輸送の事業化を発表したJR東海とも連携し、一部荷物を東海道新幹線に載せ替え、名古屋駅への輸送も行うとしている。

トライアルの結果は、JR各社やフェリー、航空とも連携して輸送の幅を拡げ、多量輸送の事業化を進めていくという。




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