ギフティ、2023年12月期 53%増の72億2600万円 法人向けeギフト拡大

「eギフトプラットフォーム事業」を展開するギフティの2023年12月期の通期決算における売上高は、過去最高の水準で着地したという。同期の連結売上高は前期比53.0%増の72億2600万円となった。流通額は同79.3%増の630億9400万円だったという。法人向けサービス「giftee for Business（ギフティーフォービジネス）」のeギフトの利用が大きく拡大したことなどが成長の一因になったとしている。

同社では、（1）個人向けサービス「giftee」（2）法人向けサービス「giftee for Business」（3）小売店向けサービス「eGift System」（イーギフトシステム）（4）自治体向け「地域通貨サービス」─の4サービスを展開している。

「giftee」サービスは、個人の需要の着実な獲得により、会員数が前期比18万人増の214万人となった。

キャンペーンや福利厚生などで使えるeギフト「giftee for Business」では、「eギフトをマーケティングなどに利用する法人企業」「補助金や支援金の配付手段として活用する自治体」による利用が増加。利用企業・自治体（DP）数は、前期比322社増の1778社、実施案件数は前期比3531件増の1万3716件となった。