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2024.03.11

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SOYOKAZE、宅食新ブランド開設 タンパク質で訴求、若年層獲得へ

管理栄養士 久冨佳恵氏(写真左)、マーケティング担当 佐野恵規氏

介護事業を手がけるSOYOKAZE(そよかぜ、本社東京都、中川清彦社長)は2月15日、食事宅配サービスの新ブランドを開設した。タンパク質と食物繊維を多く含む冷凍弁当で、若年層の獲得を狙う。競合を見据えて、栄養面とおいしさをアピールしていく方針だ。

同社の食事宅配サービス「食のそよ風」の新ブランド「kanau(かなう)」は、タンパク質と食物繊維を多く含む冷凍弁当だ。若年層の注目が高い栄養素や食べ応えのあるボリュームで、「食のそよ風」のメインユーザーの40~50代と異なる年齢層の顧客獲得を目指す。
 
商品について、「20~30代は日常的に忙しく、栄養バランスの整った食事を準備するのが難しい。特に注目の高い栄養素を多く含むこと、コストパフォーマンスとタイムパフォーマンスが高いことで、利用しやすいシリーズだと思う」(管理栄養士 久冨佳恵氏)と話した。

食事宅配サービス業界では、栄養バランスをアピールする事業者が多いという。新ブランドは後発商品となるため、(1)食物繊維も多く含むこと(2)一人暮らし用の冷凍庫でも収納がしやすい薄型のトレイ(3)味がおいしいこと─を重点的にアピールする方針だ。

「続けやすい商品にすることで、事業としての収益性も高めていく。おいしく栄養バランスの整った食事を、年齢に関係なく楽しんでもらいたい」(マーケティング担当 佐野恵規氏)と意気込んだ。




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