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2024.03.11

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BAKE、EC化率「順調に推移」 ”没入感”でバレンタインの反響大

BAKE(ベイク、本社東京都、山田純平CEO)はEC事業を強化している。バレンタインにおいては、”没入感”を演出するブランドの限定クッキー缶の完売状態が続くなどの反響があったという。EC化率については、「目標に向けて順調に推移している」(ブランド戦略部PRチーム チーフ 寺田優里奈氏)と話した。

EC販売に特化した新ブランド「しろいし洋菓子店」は、「物語仕立て」のデザインが特徴だ。バレンタインも「森の動物たちのストーリーを展開」(同)したという。

高島屋が開催した日本最大級のチョコレートの祭典「アムール・デュ・ショコラ」において、「架空の世界が現実に現れたような世界観を演出」(同)したポップアップ店舗を出店した。リアルで認知を広げ、大きな反響を得ることができたという。

同社のOMO施策について、店舗とECをシームレスにつなぐ「BAKE Membership program(メンバーシッププログラム)」の会員数は50万を超えた。各ブランドのSNSやLINEのフォロワーを合わせると、約100万人にリーチできるという。 

EC化率を2026年までに15%にするという目標については、「順調に推移している」(同)と話した。ユーザーにブランド間の回遊を促す施策においても効果が出ているという。

ECサイトの今後については、商品の拡充や、季節に合わせた専用LPなどで「没入感」を演出する方針だ。「引き続き、オンライン上での体験価値の高いブランドを目指していきたい」(同)と話した。




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