らでぃっしゅぼーや、大地を守る会 減収決算 らでぃっしゅ、会員数が増加

オイシックス・ラ・大地は、グループ傘下の食品宅配ブランド、大地を守る会と、らでぃっしゅぼーやの2023年4-12月期（第3四半期）業績を公表した。

大地を守る会の売上高は、前年同期比8%減の87億4000万円、営業利益は同3%減の18億6000万円だった。

定期会員数は、同10.0%減の3万6402人。引き続き、会員獲得施策を抑えており、新規顧客の獲得再開に向けて商品やサービス作りを進めた。会員1人当たりの月間購入金額は、前年同期に比べ1.0%少ない2万5480円だった。

らでぃっしゅぼーやの売上高は同2.0%減の126億7000万円、営業利益は同1.0%減の19億1000万円だった。定期会員数は、前年同期と比べ6.0%増の7万233人だった。生産者支援に関心の高い層に会員数が積みあがっており、純増を維持している。

会員1人当たりの月間購入金額は同3.0%減の1万9022円。純第3四半期に実施した主力商品「めぐる野菜箱」の単価見直しや無料金額の見直しなどの効果もあり単価が上昇した。

購入頻度は、会員数の増加に伴う「ライトユーザー」の構成が増えている影響があるという。