CLOSE
CLOSE

2024.03.11

ニュース

ファッション

YU-WACreation、第3四半期和装事業、減収減益 呉服展示会、28.6%減

YU-WACreation Holdings(旧京都きもの友禅)の2023年4-12月期(第3四半期)における「和装店舗運営事業」の受注高は、前年同期比23.9%減の50億3200万円だった。売上高(出荷高)は同21.2%減の49億8200万円だった。

既存顧客を対象とした「一般呉服」の受注高は、前期に実施していた大規模店内催事の反動減が期初から継続し、前年同期比28.6%減だった。

「振袖」販売とレンタルについては、レンタル志向の高まりやママ振袖・姉振袖を利用する消費者が増加傾向で推移するなか、顧客ニーズに合わせた商品やサービスプランの新設や拡充に努めた。

2023年10~11月にかけて来店者数が一時落ち込んだものの、直近は来店者数、成約率ともに回復基調で推移しているということで、受注高は前年同期比1.9%減にとどまった。

利益面は、物価高や人件費高騰などを背景に商品の仕入単価が上昇し、売上総利益率は前年同期と比べ3.3ポイント低下し60.4%だった。

販管費は、広告宣伝費・販売促進費を中心に経費全体を見直し、削減・効率化を図ってきたものの、売上高の減少と原価率の悪化に伴い、販管費の対売上高比は4.8ポイント上昇した。和装店舗運営事業の営業損失は2500万円(前年同期は営業利益4億7800万円)だった。




無料メールマガジン登録 人気の記事や編集部のおすすめ記事を配信
登録することで、個人情報保護方針に同意したものとみなされます。

タグ:

おすすめの記事

PICK UP


人気の記事

RANKING

新聞のご紹介

日本流通産業新聞

詳細・購読はこちら