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2024.03.15

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ルックホールディングス、2023年12月期 EC化率と売上減 人流回復で全体は増収

「A.P.C(アーペーセー)」など複数のアパレルブランドを展開する、ルックホールディングスの2023年12月期のEC売上高は、前期比2.3%減の78億8200万円だった。EC化率は同0.5ポイント減の13.6%となった。人流の回復で実店舗の売上高が増加し、全体では増収となった。

EC事業の売上高は、国内は店舗の売上高が回復したことで前期を下回ったが、海外では同8.3%増となった。2019年に開始した中期経営計画で掲げたEC売上高70億円については、2021年に前倒しで達成している。

同社のアパレル関連事業の売上高は国内外合わせて、同1.4%増の580億1200万円となった。海外について、韓国はセール販売の増加などで粗利益率が低下し、営業利益が減少した。欧州は観光客などの人の流れが活発化し、売上高と営業利益が増加した。
 
国内の店舗数については、不採算店舗の閉鎖を進め、前期末比8店舗減となった。主力事業の「Il Bisonte(イル ビゾンテ)」、「marimekko(マリメッコ)」などは新規出店を進め、2024年も直営店の出店を進める方針だ。




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