「BEST SHOP AWARD 2023」は、2023年度の売上額、成長率、顧客の投票などを総合的に評価し、その年のベストショップに対して贈る賞。8回目となる今回は、5年ぶりに表彰式をリアル開催した。140店舗の受賞店舗のほとんどが横浜の会場に詰め掛け、表彰式は盛況だった。
総合賞グランプリは、いずみや(本社千葉県)が運営する酒類販売の「お酒のビッグボス」が選ばれた。4年連続のグランプリ受賞となり、「au PAY マーケット」における圧倒的な強さを誇っている。
「お酒のビッグボス」の村井祐之代表は、「酒屋だと『家飲み』が流行ったおかげで売り上げが上がったという捉え方をされるが、われわれからすると『ちょっと違うな』『一生懸命がんばってきたんだけどな』と思うところがある。今回、コロナが明けてもグランプリという賞をいただき、スタッフもすごい自信が付いたと思う」と語った。
▲BEST SHOP AWARD 2023 総合賞一覧
ファッション部門は24店舗、グルメ・スイーツ・ドリンク部門は33店舗、インテリア・生活部門は15店舗、スポーツ・レジャー部門は14店舗、家電・エンタメ部門は22店舗、ビューティー・ヘルス部門は15店舗を表彰した。
新人賞やサスティナブル賞、ギフト賞などの特別賞は17店舗選出している。
桑田副社長が新社長に
auコマース&ライフの尾崎社長は、「ECは今年、2024年問題も迎えるが、お客様の要望に応え切れるほどマーケットはまだ成熟してはいない。世間ではもうレッドオーシャンだと言われるが、いまだ10%成長をしているEC業界は、我々KDDIグループとしても重要だ。3000万人のお客様に「au PAY マーケット』をしっかりと届けていきたい」と話した。
▲尾崎高士社長(写真右)と4月1日付で代表取締役社長に就任する桑田祐二副社長
さらに、auコマース&ライフが2024年度に経営体制を一新すると発表した。現在、取締役副社長を務める桑田祐二氏が4月1日付で代表取締役社長に就任する。
新社長に就任する桑田氏は、「auコマース&ライフは、KDDIグループやモバイルのau、最近伸びが著しいUQなどのサービスと連携したECという立場を担って、これからも成長、チャレンジを続けていく会社になっていく。まだまだ、ここにお集りの店舗の皆さまのご指導をいただきながら、少しでも成長を加速できるように一心不乱に頑張っていく」と語った。