答え合わせの確認
コンベンションの開幕で登壇した近藤社長は、真っ先に「まずは答え合わせをする」と伝え、これまでを振り返った。「答え合わせ」は、同社の通例プログラムでもあるが、社長そして会社が口先だけの会社ではないことを証明する場でもある。実行力こそが、会員の信頼につながると考えているためだ。
今回発表しきれなかった施策が多くあることにも触れ、順次準備が出来次第、発表していくことを伝えて会場を盛り上げた。
▲会場入口には多くのお祝いの花が並ぶ
多くの子連れが登壇
昇格した会員の表彰式も行った。表彰の際、壇上にあがる多くの会員が家族連れだ。
同社のコンベンションは、他社と異なる点がある。それは、家族同伴が前提でイベントに参加できる点だ。
NB(ネットワークビジネス)を本業として取り組む会員は普段、経営者と同様、家族との時間がなかなか取れない。家族との時間を少しでも取ってもらい、仕事している親を見てもらうため、あえて、家族参加型のイベントにしている。
▲表彰式では多くの子どもたちも壇上に上がり祝福
タイトルの登竜門でもある最初のタイトル「ガーネット」には227人が昇格した。子連れで登壇する会員も多い中、男性会員の昇格も目立った。
次いで、左右50万~の流通「サファイア」タイトルには96人が昇格。左右100万ポイントの流通「パール」タイトルでは、53人が昇格した。パール以上になると、会員への指導教育やセミナー登壇などができる「プレゼンター」資格が与えられ、プレゼンターボーナスなども得られる。会員の努力次第で、ここから収入が一気に跳ね上がる。
パールの昇格者を代表して、原直美氏がスピーチ。「普通の主婦で、ビジネス経験はない。可能性を信じ、できないからこそ、できるようになる選択をという言葉に勇気をもらった」と振り返った。
パールの上位タイトル「ルビー」には6人が昇格。左右300万ポイントの流通で獲得できるタイトルだけあって、収入も一定以上の額となる。
ルビータイトルの代表者としてスピーチした下司麗子氏は、「近藤社長や藤本さんに出会い、進むべき道が決まった。父への思いを感謝に変えてくれた。今までやってきたことを正解にしてくれた会社だ」と語った。
アイクリームを展開
前半の表彰式終了後は、新製品の発表が行われた。発表した新製品以外にも開発を進めているアイテムがあることを冒頭で伝えた。
今後展開する製品は、CENTENARYシリーズのスキンケア「Sakuyaアイクリーム(定期購入価格:税込1万2650円)」。
▲新製品の発表も行われた
アイクリームは、人が1時間に1200回のまばたきをし、スマートフォンなど、目を使う機会が増えていることを背景に、目の周りの肌強化に着目した。
リンパや血流の「巡り」、コラーゲンなどによる「肌強化」、羊膜エキスを配合した「肌再生力」の三つを備えるトリプルアプローチが強み。その他の美容成分を配合しつつも、合成着色料などを使わない九つのフリー製品であることも訴求した。
新製品の発表と同時に、同社のグループ企業が展開するECサイト「おめがね」での販売も強化することを伝えた。おめがねは同社グループ初のECサイトで、近藤社長自らが厳選した商品を数量限定で販売している。社長自身が作る食品も期間限定で売られていることがある。
おめがねの中でも、昨年から販売する日本トリム社のOEM製品である「ダイヤモンドウォーター」の展開に注力している。前回に続き、今回も日本トリム社の社員3人が登壇して製品説明を行った。
ダイヤモンドを目指す
製品発表会のあとは、表彰式の後半戦が行われた。
左右500万ポイントの流通「ゴールド」タイトルには3人が昇格。代表者として登壇した劔持光江氏は「風を読みゴールドになれた。風の勢いに乗れたのは、家族の幸せや守るべきものがあるからこそ、決断できた」と語った。
▲表彰式の様子・多くの喜びの顔が並んだ
ゴールドの上位タイトルで、左右1000万ポイントの流通「エメラルド」の表彰では、佐藤隆樹氏が登壇した。「子どもにカッコいい姿を見せよう。そんな思いでここまできた。目指すものがあるからこそ、必要なもの、足りないことも分かる。だから、努力する必要があって走ってきた。上位になればなるほど、仕事をするダイヤモンドライフ。だから、さらなる高みを目指せる。今年は、次のダイヤモンドを目指す」と感無量の様子で語った。
エメラルドは2人が昇格した。
最高タイトル誕生
今回のコンベンションで大きな目玉となったのは、2人目の最高タイトル「ダイヤモンド」が誕生したことだろう。
ダイヤモンドは、左右3000万ポイントの流通が昇格基準となる。達成したのは苅谷都志美氏で、壇上で会員に伝えた。
「私の持つ能力は頑張ることのみ。こんな私がダイヤモンドになった。会社を作ってくれた近藤社長に感謝しかない。ダイヤモンドになったからといって何も変わらない。そんな中、子どもたちからは、ダイヤモンドライフの近藤社長に会えてよかったね、と言ってくれた」と涙ながらに話した。
新たなダイヤモンドタイトルの誕生に会場が湧く中、「NEWTITLE」という表示が会場のスクリーンに映し出された。ダイヤモンドのさらに上位タイトルとなる「REDDIAMOND」の新設が発表された。「REDDIAMOND」には、藤本雅子氏が昇格した。「REDDIAMOND」には、ダイヤモンド入りのタイトルピンが贈呈された。
▲(写真左から)レッドダイヤモンドの藤本雅子氏、ダイヤモンドの苅谷都志美氏
藤本雅子氏は、これまでの歴史と会社の強さを次のように語った。
「ダイヤモンドライフが他社と違う要因は社長が実業家であることだ。MLMの会社を作る計画もなかった。あなたの周りにいる人をまずは幸せにしなさい。こういった言葉に、近藤社長みたいな人に会社を作ってほしい。そんな思いから始まっている。ただ、今日のコンベンションでダイヤモンドライフが分かったと思わないでほしい。これはほんの一部でしかないからだ。救いのリレーションが起これば、たくさんの人が幸せになれる。私はこれから、もっと形にしていく」
コンベンションの閉幕は、近藤社長のあいさつで締められ、自身の思いを会員に伝えた。
「過去に何かあったとしても、これからの人生が良くなれば、それは全部書き換えれる。過去は変えられないが、これからの未来が良くなればなるほど、過去を塗り替えていける。何かに囚われて生きるのをやめてほしい。あなたの物語はあなた次第。これからも一緒に歩んでいきたい」