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2024.03.29

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ANA、国内貨物輸送8%値下げ コンテナ運賃の導入も

「LD3コンテナ」

ANAは4月1日から、日本国内における貨物輸送料金を一律8%値下げすると発表した。国内旅客定期便における昼間帯限定の「コンテナバリュー運賃」も新たに導入する。

「コンテナバリュー運賃」は、昼間帯の床下貨物の空きスペースを有効活用する。「物流の2024年問題への対応として選択肢を広げる」(同社)としている。

コンテナバリューを適用するのは、羽田と新千歳・福岡・伊丹空港間を結ぶ午前10時~午後5時までの国内旅客便。今後、対象の拡大を目指すという。

コンテナは、標準パレットが収まるサイズの「LD3コンテナ」を使用する。「コンテナ単位の輸送では他社貨物と混載されることがないため輸送中の破損や紛失などのリスク軽減も図る」(同社)とする。

運賃は、福岡・新千歳空港便が2万円、伊丹空港便が1万5000円(ともに片道LD3コンテナ1台当たり)。ANAの国内貨物予約ポータルサイト「ANA FLY CARGO!(AFC!)」のアカウントから予約し、貨物カウンターでの決済か、後払いで決済する。




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