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2024.04.01

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健康食品

【通販企業トップインタビュー】スピック 取締役管理本部本部長 大瀬戸啓氏「定期購入促進に向けた取り組み強化」


スピック(本社神奈川県、芝田崇行社長)は、「未来の健康を、つくる。」をミッションに、健康関連商品や美容関連商品など、幅広い商品の開発・製造・販売を行っている。リポソーム型サプリメント「Lypo-C Vitamin C(リポ・カプセル ビタミンC)」「Lypo-C Vitamin C+D(リポ・カプセル ビタミンC+D)」が主力製品となっている。2024年3月期のEC売上高は、前期比69%増で着地予定だという。右肩上がりで成長を続ける同社の取締役管理本部本部長を務める大瀬戸啓氏に話を聞いた。




好調な「Lypo-C(リポシー)」


──今期は69%増で着地予定とも聞いている。大幅な成長が続く要因は。

多くの要因があるが、全国の事業所に、商品の特徴だけでなく、当社の開発理念などを顧客に対し丁寧に、提案していただいた。さらに、「美容に感度の高いインフルエンサーなどの発信」や「SNSでのUGCの拡散」「雑誌などの露出」といったオーガニックでの露出によって認知が拡大し続けており、結果的に売り上げにつながっていると分析している。

EC事業では、自社ECサイトやECモールを展開している。

「Lypo-C(リポシー)」ブランド専用の自社ECサイト「Lypo-C公式ショップ」が好調に伸びている。

「Lypo-C Vitamin C」「Lypo-C Vitamin C+D」は、30包入と11包入りの2種類を展開している。11包入りは新規顧客向けの入り口として、より手軽に体験できる。

定期的に利用する場合は30包入りの定期便があり、一般的な化粧品やサプリメント、健康食品の定期購入サービスに比べると定期購入率は高い傾向となっていると分析している。
 
──定期購入の促進に向けた取り組みをさらに強化しているということだが。

良い体感を持っていただく人が増加しており、継続して使っていただくことが多い。

当社では定期購入のコストメリットを訴求するのではなく、商品の同梱物などの販促ツールの拡充やコンテンツ作りも工夫している。飲み方の紹介や、商品を使ったレシピ集の提供、「こういったライフスタイルの人が飲んでいる」といった情報の発信など、飲み続けやすくなるような、提案やコミュニケーションに力を入れている。

──新製品の特徴や戦略についても聞きたい。

2023年9月23日には、新商品「Lypo-C Vitamin C+D」を発売した。この商品には、2種類のビタミンを配合している。美容にも健康にも欠かせない「ビタミンC1000ミリグラム」と、健康維持の観点から近年注目の高まる「ビタミンD2000IU」だ。
 
現代人に必須の2種のビタミンを、一度に効率的に補うことができる。
 
通常、ビタミンCの需要は夏場に向けて特に高まり、10月くらいになるといわゆる閑散期に突入する。

「Lypo-C Vitamin C+D」の展開を戦略的に秋頃から開始することによって、需要の高低差をよりフラットにできるだろうという見込みがあった。

 実際、「Lypo-C Vitamin C+D」の売れ行きは好調だった。さらに、既存の主力商品「Vitamin C」も、例年よりも伸び続けており、成長につながった。

──今後の展望について。

認知度を高めていくため、オンライン・オフラインでの活動を積極的に実施している。通年で実施しているポップアップショップの展開もその一環だ。

今後もお客さまとの接点を増やせるようアプローチを続けていく。

当社は、美容室・美容サロン・クリニックなど事業所に向けて、商品の卸売りも行っており、2000件以上の取引実績がある。そうした医療や美容の現場の専門家が、お客さまに丁寧に、パーソナライズされた提案を行った結果、「Lypo-C」の商品購入につながるケースも多い。また、各事業所の顧客が当社のEC経由で商品を購入した場合は、ひも付けを行い、還元できるような仕組みを作っている。今後も事業者に向けたサポート体制作りに、より力を入れていきたいと考えている。




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