細菌性膣症が改善
「スポルス」は常温保管が可能な有胞子性乳酸菌だ。内生胞子を形成するため、優れた耐酸・耐熱性を持つとしている。生菌が、生きた状態で腸まで届くという。
膣内環境改善に関するヒト臨床試験では、スポルスを摂取した女性の80%で、灰白色のおりものやデリケートゾーンのかゆみ、灼熱感といった細菌性膣症(BV)の症状が大幅に軽減されたという。
同試験では、BVの症状のある女性40人を、抗菌薬治療と共にスポルスを摂取する群とプラセボ群とに分け、90日間、摂取させた。スポルスを摂取した群では、試験開始後のBVの症状のある患者の減少数が、プラセボ群と比較して2倍以上だったという。
スポルスが、BVの症状を軽減するのに効果的であることが確認されたとしている。
スポルスは、動物試験で、抑うつ様行動を有意に低下させる作用などが確認されており、メンタルケアの機能性も持っている。
人の膣由来の乳酸菌
セティでは、「クリスタパス菌」「高濃度ジェンセニイ菌」「高濃度ガセリ菌」「高濃度ラムノーサス菌」「高濃度ロイテリ菌」を加えた、計6種類の乳酸菌を、フェムケア向けに提供している。
「クリスタパス菌」と「高濃度ジェンセニイ菌」は、人の膣由来の乳酸菌となっている。膣内フローラを形成する菌種だ。
セティの「クリスタパス菌」や「高濃度乳酸菌シリーズ」は、国内のサプリメントメーカーが、女性向けサプリメントを開発する際に採用した実績があるという。エビデンスのあるスポルスと併せて配合することで、「女性特有の悩み」に訴求するという製品コンセプトを強化することができるとしている。
「高濃度乳酸菌シリーズ」は、100㌘包装となっており、小ロットでの購入が可能だ。商品コンセプトに合わせて独自に組み合わせて使用することも可能だという。