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2024.04.04

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オッペン化粧品、紅麹配合も「製品仕様に問題ない」 「未知の成分」含有しないことも確認

化粧品訪販のオッペン化粧品(本社大阪府、瀧川照章社長)は4月2日、小林製薬の紅麹原料の供給先となっていることが明らかになったことについて、「紅麹原料は化粧品の原料として配合しており、製品の仕様には問題ない」と、本紙の取材に対して明らかにした。2021年以降に、オッペン化粧品に納品された、小林製薬の紅麹原料は、健康被害の原因と見られている「未知の成分(プベルル酸)」を含むロットでないことも確認しているという。

小林製薬の紅麹原料を含む製品に健康被害が発生している問題を受けて、厚生労働省は3月29日、小林製薬から、商社などを通じて紅麹原料の供給を受けている173社を公表した。その中に、「オッペン化粧品滋賀工場乳液倉庫」の名前も記されている。

オッペン化粧品によると、紅麹原料は、1997年から、小林製薬に製造が移管される以前の、グンゼ産業(現GSIクレオス)で製造していたころから、約17年間、購入していたとしている。

オッペン化粧品では1990年代に、グンゼ産業と共同研究を行い、紅麹原料を出発点とした化粧品・医薬部外品原料を開発。1997年から、紅麹原料を配合した化粧品を製造・販売していたという。

オッペン化粧品によると、小林製薬からは、「オッペン化粧品が購入した紅麹原料のロットには『意図しない成分(プベルル酸)』は含んでいないことを確認した」と報告を受けたとしている。

オッペン化粧品によると、紅麹原料を加工して作った化粧品では、これまで健康被害は確認されていないという。

化粧品原料に含まれる紅麹の量は、食品と比べて極めて少量であるともしている。経口摂取に比べると、皮膚に塗布して吸収される紅麹の量は極めて少量であり、製品の使用に問題はないと判断しているという。

オッペン化粧品では、製品に問題ないことを、販売拠点や販売員、お客さま窓口を通じて案内しているとしている。




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