布製品の製造・販売を手掛けるエムズ(本社大阪府、桝谷武志社長)は、応援購入サービス「Makuake(マクアケ)」にて、男性用布製尿もれパッド「ちょい漏れパッド」の先行販売を行った。最終日までに目標金額の8倍の売り上げを達成。4月1日から一般発売を開始するという。社長自身の悩みをきっかけに、「尿もれに困っている男性は意外と多い」という需要に気付き開発が始まったという。
「ちょい漏れパッド」は、布製のパッド部分と、位置を固定するためのベルトの二つのパーツで構成されている。布製のパッドは、野球選手が股間を守るために着ける「ファウルカップ」のような形状をしている。パッド・ベルトにはそれぞれ磁石がついており、磁石で下着を挟む形で固定するのだという。
他社の紙製の尿もれパッドは、テープで下着に貼り付けて使用するものが多いという。そのため、紙製の尿漏れパッドは、排尿位置からずれないように、ぴったりした下着でしか利用できないのだという。
同社の「ちょい漏れパッド」は磁石で固定するタイプであるため、排尿部分がパッドからずれにくいのだという。ぴったりしていないトランクス形状の下着でも利用が可能だとしている。
▲男性用布製尿もれパッド「ちょい漏れパッド」布製品メーカーとしての技術力を生かし立体構造にすることによって、快適な装着感を実現したという。素材にも工夫を凝らしており、消臭機能も備えているという。
桝谷武志社長によると、「尿漏れで困っている男性は自分も含め、意外と多い。開発着手前に、Amazonで男性用の尿漏れパッドの商品ページを見たところ、4000件もレビューがついていた。これだけの数の男性が、レビューをわざわざ書き込むほどに困っているということに、ヒントを受けて開発したのが『ちょい漏れパッド』だ」とのことだ。
一般販売価格は税込3980円となっている。
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