日本郵便グループからは、日本郵便のほかに、日本郵便輸送、JPロジスティクスが参加した。
トライアルでは(1)隣接する拠点を活用した荷物の積み合わせ(2)自社内で積載調整を行っていた荷物の融通(3)積載率の下がる土日の荷物の集約─などを実施したとしている。
2024年2月から3月にかけて、東京~大阪・滋賀間、東京~名古屋間など、五つの区間で実施された。
トライアルを通じた共同運行の結果、既存の届け日数を変更することなく、トラック台数を削減するなどの効果が期待できることが分かったとしている。
日本郵便グループとセイノーグループでは今後も、物流業界の非効率解消や、環境対応による永続的な発展を目指すべく、幹線輸送における共同運送の可能性を追求していくとしている。