ヤマト運輸は4月8日、「宅急便」と「宅急便コンパクト」の受け取り方法に、「置き配」を追加すると発表した。個人向け会員「クロネコメンバーズ」を対象に6月10日から開始していく。
メンバーズのアプリ上で置き配を選択する。受け取り場所は、玄関ドア前、車庫、ガスメーターボックス、自転車のかごなどで、指定場所に荷物が届く。配達完了後は荷物を画像で確認できる。
置き配はこれまでも、EC事業者向けの配送送品「EAZY」で実施してきた。ヤマト運輸全体の年間取扱荷物約23億個のうち、EAZYは約5億個に増えており、置き配のニーズが高まっていると判断、主力の「宅急便」「宅急便コンパクト」にも導入することにした。
顧客の利便性を高めるほか、再配達削減を進めていく。