主婦の友社、誌上通販を開始 50代女性に購入促す

50代からの生き方を応援する雑誌「ゆうゆう」を発行する主婦の友社（本社東京都、丹羽良治社長）は3月21日、誌上通販を開始したと発表した。3月1日に発行した4月号から開始する。50代の女性向けの商品を取りそろえて、購入につなげていく。
　
月刊誌「ゆうゆう」では、「50代から私が主役」をコンセプトに、生き方、旅、お金、ファッション、健康、美容、生活の工夫など、さまざまな企画を展開している。著名人のインタビューや人生論などを掲載し、シニア層の女性から支持を集めている。

4月号から開始した通販企画のテーマは、「私がきらめく暮らしの彩り小物」。「書く小物」と「食卓小物」に焦点を当て、箸飾りや一筆箋などを用意した。

商品販売に当たり、事前に読者に調査を実施した。10人に電話でインタビューをしたところ、手紙や日記など、「書くこと」で感謝を伝える人や、料理や調味料など、「食」への関心が高い人が多かったという。

商品選定の際には、（1）購入した日から毎日の暮らしで役立つこと（2）商品に物語があり、その物語を感じながら使ってもらえること─の二点を重視している。

通販企画は雑誌だけでなく、ウェブメディアとも連携する。「マチュアリスト」でも記事を掲載し、ウェブから記事を読み、商品を購入することも可能だという。