外壁塗装を販売する三和ペイント(本社大阪府、木原史貴社長)は2024年11月期の目標売上高を48億円と定めた。BtoBtoC事業や店舗展開、ウェブメディア開設など多様な施策で攻勢を図る。
前期の売上高は7.6%増の42億6000万円だった。ホームセンターや工務店、ビルダーなどとの法人提携が売り上げを押し上げたという。
営業と施工管理体制を強化したことが提携企業との取り組みを加速させる要因となり、対応可能エリアの拡大とともに受注数が伸長した。前期の実績では、法人向け事業の売上高は前期比157%増になったという。「着実な実績が残せているが、管理体制などはさらなる強化が必要になる」(担当者)と言い、今期も前期以上に入念に取り組んでいく姿勢だ。
他にも、外壁塗装を含む住まい全般をサポートをするサブスクリプション型の管理サービス「いえもる」の会員数が着実に純増している。直近の数値では、1100を超える会員数にまで拡大したという。
今期は、法人向け事業を強化しつつ、店舗展開も進める。今年7月中旬にはショールームをオープンする予定で、すでに出店場所や店舗設計などは決まっている。
他にも、ホームページとは別のキュレーションメディアを5月中には立ち上げる予定だという。
続きを読むには会員登録
(無料)が必要です。
会員登録していただくと、すべての記事が制限なく閲覧でき、
著者フォローや記事の保存機能など、便利な機能がご利用いただけます。
無料会員登録
会員の方はこちら