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2024.04.18

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【機能性表示食品の健康被害は9年間で147件に】消費者庁が調査結果を公表 医療関係者の自分使用も含む

消費者庁は4月18日、小林製薬の紅麹問題を受けて行っていた、機能性表示食品約7000件の健康被害報告に関する総点検の結果について、追加の発表を行なった。
4月16日までの時点で、機能性表示食品の届け出事業者から、35製品延べ147件の健康被害報告があったとしている。
 
調査の対象は、医師や薬剤師、看護師などの「医療関係者からの健康被害の報告」となっている。医師や看護師が自分で購入して報告してきた事例も含まれていたとしている。
 
消費者庁によると、3月28日から実施していた、「届出後の機能性表示食品の健康被害情報の収集・評価・報告」は、4月16日までの時点で、全事業者の91.6%に当たる1551事業者から回答があったという。9年間で、医療関係者からの健康被害報告が、35製品について延べ147件あったと発表した。事業者数は22件だったとしている。
 
消費者庁が発表した147件の中には、小林製薬の「紅麹コレステへルプ」に関する報告が5件含まれているという。
 
消費者庁は、具体的にどの製品で健康被害報告があったかや、いつ頃あったか、特定の成分であったかなどは明らかにしていない。消費者庁では、「報告があった健康被害は、小林製薬の件を除いて、いずれも、特定の症状の集積ではなく、直ちに対応が必要なものはないと判断した」(食品表示課清水正雄課長)と話している。




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