買い物アプリ「カウシェ」を運営するカウシェ(本社東京都、門奈剣平社長)は4月8日、新規事業として「買取・販売」を開始すると発表した。
出品する企業などから過剰在庫に関する相談が多く寄せられており、買取・販売のニーズを捉える。
買取・販売事業は2023年12月から九州の飲料メーカーと試験販売を始めた。計画よりも早い段階で約8万4000本の飲料を完売させた成果を出している。
今後は食品や消費財メーカー、D2Cサプリメントブランドなどさまざまな企業から買取・販売を行っていく予定。
買い取った後は、同社と提携している物流倉庫に在庫を配送。倉庫管理費用の削減にもつながるとみている。
買取・販売に応じる条件については「現時点では非公開」としている。ただ、買い取った後のセールス予測は立てられるとした上で、「カウシェ内でどんなアイテムがどれだけ売れているかのデータから、買取在庫をどのくらいの期間でどれだけさばけるかの予測もできる。そのため、在庫リスクなどもできるだけ下げて対応できる」(担当者)とした。
また、カウシェ公式アプリのダウンロード数が200万件を突破したことも発表した。
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