一方で、「機能性表示食品への規制を厳しくしすぎると無規制の健康食品に流れていってしまう懸念がある」「ここでの規制の議論の対象はサプリメント形状のものに絞るべき」といった声も上がった。
会の最後には、自見英子消費者及び食品安全担当大臣があいさつし「健康被害の情報の報告のルールや、届け出表示や義務表示事項の消費者への伝達方法など、検討すべき課題は多岐にわたる」などと話した。
「機能性表示食品を巡る検討会」は、5月末までに、全6回の日程で開催される。次回は4月24日午前10時からオンラインで開催される予定。これから4回の会合では、消費者団体や事業者団体などからヒアリングを行うとしている。