冒頭のあいさつで、ベジット・イディアス会長は「皆さまが感じるエネルギーを力に変えて健康に導くことを考えている。私たちのミトコンドリアの力があれば、さまざまな課題も乗り越えられる」と話した。2025年にフランスパビリオンに出展する大阪万博についても言及。「スペインのオヴェルデに生息する樹齢1000年の木を日本に持っていきたいと考えている。一般的には無理だと考えられているが、チャレンジしたい。早ければ2026年に人類が再び月に降り立つ可能性があるが、このような宇宙プロジェクトにおいて当社の技術を役立てたい」と意気込みを話した。
大島浩道CEOは「今回のテーマ『LOVE』の語源を調べると、相手の意見を聞き、長い目で見守り、声をかけ、相手の行動を赦すという四つがある。お客さまのために自ら変わり続けないといけない」と話した。また、「2025年の大阪万博への出展を通じて、ニナファームの技術を多くの人に知ってもらいたい。当社の最先端の技術を重ねていきながら、20周年を迎えるにあたり、未来に愛される、未来に選ばれるニナファームを作り上げていきたい。ニナファームの製品を販売していることに自信と確信を持ってほしい」と話した。
来日したフランス・ニナファーム社のマイテ・ブルノー社長があいさつ。春のオヴェルデの動画を披露しながら、生物の多様性について説明した。ブルノ―社長は「オヴェルデの中に研究センターが誕生する。このエコシステムで世界の最良の研究者とともに、マイクロバイオームとミトコンドリアの研究をいっそう進めたい」と話した。
▲リニューアルした商品は地球をモチーフにしたイラストに
新製品について永木信哉専務取締役が説明。「アルピニスト スラージュ」を6月1日にリニューアル発売することを明らかにした。2015年7月に発売し今年で9年目を迎え、累計45万978個を販売している人気商品だという。パッケージには、地球をモチーフにしたイラストをデザインした。原料の「新パイノックス」は、プロポリスから「マツ花粉」に変更したほか、セージ葉の産地を変更した。
アニバーサリー会場では、ベジット・イディアス会長のマリー・アントワネットに関するプライベートコレクションを展示。イベントでは、イディアス会長によるミトコンドリアに関する研究報告やタイトル昇格者への表彰、ゲストライブが催された。