ジェイドグループが4月15日に発表した2024年2月期決算によると、「LOCONDO.jp」などのECモール事業の売上高は前期比3.2%減の70億7198万円だった。
モール事業の減収要因について、田中裕輔社長は「暖冬や退店などの影響が大きい」と説明。一方で、子会社化したマガシークの成長戦略などを含めて、2030年までに取扱高1000億円を目指す計画を改めて強調した。それを踏まえ、田中社長は2024年と2025年の施策が鍵を握るとみており、それ以降は毎年10%の成長戦略を説明した。
純第4四半期の暖冬や主要店舗の退店はアクティブユーザー数などに影響を及ぼし、商品取扱高は前期比6.4%減となった。
自社公式EC支援や倉庫受託などを手掛けるプラットフォーム事業の売上高は同67.9%増の41億5459万円、店舗・卸などを手掛けるその他事業の売上高は同212.5%増の21億2958万円となり、それぞれ大幅増収だった。