家事代行サービスなどを手掛けるベアーズは4月18日、ホームセンター大手のカインズ(本社埼玉県、高家正行CEO)と業務提携を結んだ。ベアーズで家事代行サービスを定期利用する顧客を対象に、カインズが販売する日用品などを自動で代理発注するサービスを展開する。
代理発注はAPI連携で対応する。ベアーズが2021年1月に開始したスマホアプリ「ベアーズ」や、スタッフ向けワークアプリ「マイベアーズ」と、商品検索や取り置きができるカインズの「カインズオンラインショップ」を連携させる。決済などはベアーズのサイト上で行う。
今回の提携の特徴について、ベアーズは「定期訪問している家の中に入り、直接サービスを手掛けるベアーズレディが、顧客宅の日用品在庫を見て確認しそのまま発注できること」としている。
また、カインズのオンラインショップの一部機能を利用できることから、カインズのプライベートブランド(PB)商品やナショナルブランド品が購入できる。
ベアーズは近年、家事代行サービスを手掛ける人材のリソースを生かして「暮らし」分野への業容拡大を進めている。今回の提携を皮切りに、各業種・業界とも連携していく姿勢を示している。
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