アンカー・ジャパン、2023年度売上41%増の494億円に

日本流通産業新聞　編集部

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モバイル充電器、ワイヤレスイヤホンなどの中国メーカー「Anker」の日本法人で、自社製品のネット通販を手掛けるアンカー・ジャパン（本社東京都）は4月25日、2023年12月期の売上高が前期比41%増の494億円になり、過去最高を更新したと発表した。

急速充電器シリーズのほか、キャンプや災害時の備えになるポータブル電源器、高音質なワイヤレスイヤホンなどの販売が順調だった。

ネット通販だけでなく、前期はコロナの収束に合わせ、直営店7店を出店した。また、充電ケーブルがタクシー車両に設置されたり、パソコンメーカーが同梱品に関連機器を採用したりするなど、既存の販路だけでなく、実際に製品を体験する機会も広がったとしている。

同社は2023年で設立10周年を迎えた。