ペレ・グレイス(本社東京都、佐藤知己社長)は7月1日、スキンケアブランド「PELES HOKULEA(ホクレア)」シリーズとしてシャンプー「CLAY CREAM SHANPOO(クレイ・クリーム・シャンプー)」をリニューアルする。4月4日に千葉県浦安市で開催した「ペレズオハナフェスタ2024総会」で明らかにした。総会には、全国から1000人の会員が参加した。
新商品について営業企画と広報を担う佐藤みなみ氏が発表した。「PELES HOKULEA(ホクレア)」シリーズとして発売するシャンプー「CLAY CREAM SHANPOO」はクリームタイプ。スカルプケアとスキンケア、ナチュラルハーブで心を癒すことをコンセプトに据えた。
ハワイ島の一次産業の支援につなげるドネーション商品として、ハワイのさまざまな認証マークを受けている「ママキ茶」に「女神菌生産物質」を加えた「PELES HERING MAMAKI TEA(ペレズ・ヒーリング・ママキ・ティー)」を発売することも明らかにした。
▲全国から1000人の会員が参加した「ペレズオハナフェスタ2024総会」の様子
ペレ・グレイスが大学とメーカーとの三者で共同研究するスーパー美肌菌の研究成果を都内の大学教授が発表した。
肌に良い株菌を選び出す方法について共同研究結果を公表した。セラミド合成を促進するCERS3合成遺伝子が6.2倍発現することが分かったという。現在論文を執筆中で新しい菌の特許株として申請を検討しているという。この原料については化粧品原料としての開発に成功して今後の製品開発につなげる。
また、マヒナに配合している「女神菌生産物質」について、脂肪幹細胞へのエクソソーム産生促進作用の研究成果を発表した。
営業戦略では、中間層の会員育成を目的とした新たな戦略の一環として「国内一泊研修旅行社長パーティーキャンペーン」を発表。開催先は東日本が「越後湯沢」、西日本が「浜名湖」、九州は「熊本」で、この三つからリゾート施設を選べるようにして会員が参加しやすくする。3ヵ所で延べ300人が参加する予定だ。
イベント冒頭のあいさつで佐藤社長は「2026年の創業20周年に向けてまい進している。今年のテーマはBE AROHA(ビー・アロハ)に設定した。さまざな人がいる中で受け入れていくという意識を持つことを広げていきたい」と話した。
佐藤永次副社長が総括として「2026年度(2027年3月期)に年商50億円、2030年度には業界の新しい価値観を創造していくことが目標だ。どう変わるか、どう成長するかを一緒に進んで欲しい」と話した。
総会では、パラリンアート受賞作品をロビーで展示したほか、共同研究するメーカーや大学教授らとのトークセッション、タイトル表彰式が行われた。