一般的なペットボトル水は地下50メートルほどを掘削して採水するが、さらに硬い岩盤を200メートルまで掘り進め、「天然高濃度シリカ(ケイ素)」を通じた水を採取しているという。
一般的なシリカ水はケイ素を充填するものもあるが、天然のシリカが配合されているため体内への吸収力が高いのが強みとしている。メーカーは、含有成分の臨床試験を進めており、より製品への信用を高める動きも活発化させている。
▲ペットボトル飲料「プロトンウォーター シリカ」
美・Styleは、「プロトンウォーター」の販促として、リーダーが開催するセミナーなどで製品を配って体験してもらうほか、会員の自宅で開催する少人数セミナー「サロン会」終了後に、プロトンウォーターを使ってコメやみそ汁などを調理している。古田社長は「水がおいしいという理由で継続的に利用をしている会員も多い。農業用としても大いに期待しており、2025年5月期には新たな戦略も含めて発表していきたい」と期待している。
「ディプロマ制度」を開始/「認定講師制度」を視野に
美・Styleは、会員向けトレーニングを強化している。創10周年を迎える2025年に向けた「10周年プロジェクト」として新たな研修制度を始めた。4月21日に1回目となる「初級コース」を開催した。会員が専門的な知識を学べる教育プログラムを構築した。皮膚科学や薬機法などを学び、トレーニングを含めた認証制度を導入する。
▲「サロン会」を通じてプロトンウォーターを広げる
4・5月に「初級コース」(東京・福岡)、6・7月に「中級コース」(東京・名古屋)、9月に「上級コース」(東京)をそれぞれ第一期生として始める。外部から美容や社員研修などの専門家を招いて、商品知識を高めたり、コンプライアンス、ビジネス活動の基礎を学べるコンテンツを用意する。この研修を通じて企業理念をはじめ、正しいビジネス活動やコンプライアンスを学べる機会と位置付けた。4月21日に開催した「初級編」では、「企業でいう新入社員研修のようなイメージでビジネスマナーの基本を学んでもらう」(古田社長)と言う。最近では、子育て世代やサロン経営者が登録しており、コロナ禍を経て、もう一つの事業の軸を求めて参加する会員も出てきたという。
会社主催のセミナーについても、従来は東京開催だけだったが、4月から大阪、福岡、名古屋、にも広げる。美・Styleでは、認証制度の先に「認定講師制度」の導入を視野に入れており、札幌・東京・名古屋・大阪・福岡などでそれぞれ5人ずつ「認定講師」を配置することを目指す。認定講師が地域でサロンを開設することで安定した成長を目指すという。
※ Style / style / STYLE