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2024.05.10

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下着

白鳩、2024年2月期 売上高は微増 利益率と購入件数が低下

下着のEC販売を展開する白鳩の2024年2月期の売上高は、前期比0.3%増の63億7200万円だった。販促を積極的に実施したものの、競合店の値引きなどの要因で主要店のアクセス数が減少し、利益率と購入件数が低下した。今後はタレントを起用したブランディング施策に取り組む方針だ。

クーポン施策、インフルエンサー施策、ライブイベントなどの販促を積極的に実施し、国内販売全体の売上高は同0.8%増となった。競合店の値引きやモール販促の抑制によって主要店のアクセス数が減少したという。そのほかの販促を強化したが、効果は限定的で、売上高と営業利益は計画の数値に達しなかった。

各モールの売上高は、「ヤフーショッピング」が同9.2%減、「アマゾン」が同2.9%減、「Qoo10」が同84.3%増だった。「ヤフーショッピング」については、モールの施策転換により新規顧客数が減少した。独自セールやクーポンの配布によって補おうと試みたが、効果は限定的だった。

同社のPB商品「HIMICO(ヒミコ)」の販売が好調に推移し、商品の企画開発を行う事業部の売上高は同17.3%増となった。2023年3年に立ち上げたメンズブランド「HIMICO uomo」を強化し、売上高の拡大を目指すという。

営業損益は600万円の営業損失(前期は5700万円の営業利益)、経常損益は5500万円の経常損失(同3300万円の経常利益)、当期純損益は1億2000万円の純損失(同7300万円の純利益)だった。

今後は新たな施策としてタレントを起用したブランディング施策や、チャットボットの導入など、施策の自由度が高い本店サイトの強化を進めるという。2025年2月期の業績予想は、前期比5.6%減の60億1800万円としている。




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