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2024.05.10

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【化粧品訪販の健康経営】ナガセビューティケァ、社員や販売員が活動量計で競う フランスや東海道五十三次を走破

ウォーキングラリーイベントを実施

化粧品訪販のナガセビューティケァ(本社東京都、三原康弘社長)はこのほど、健康経営優良法人の認定を受けた。同認定の取得は5年連続。同社では、社員や社員の家族、販売員に、歩数を記録できる活動量計を持ってもらい、ウォーキングラリーイベントを実施している。同イベントでは、フランスや東海道五十三次に見立てながらウォーキングを楽しむことができる。社員や販売員が楽しんで競いながら、健康意識を高められるようにしている。


パリからモンサンミッシェル


同社は、年に2回、「ウォーキングラリー」イベントを実施している。健康機器メーカーのタニタのグループ会社のタニタヘルスリンクが開発した活動量計と健康管理アプリを、ナガセビューティケァの全社員とその家族に配布。同社の販売員で、ナガセビューティケァの健康食品を定期購入している人が入会する「ナガセ健康倶楽部」の会員にも、活動量計を配布したという。
 
アプリでは、ウォーキングラリーイベント中に計測した歩数から、自分が参加者の中の上位何位かを確認できる。
 
2023年10月~11月にかけて実施したウォーキングラリーイベントでは、歩数を距離に換算。フランスのパリから出発し、モンサンミッシェルを目指すという企画を実施した。パリからモンサンミッシェルまでは約360キロメートル。1日あたり7300歩歩くと、2カ月間で到達できる距離だという。
 
ウォーキングラリーイベントのフランス編は、全社員108人中83.3%に当たる90人が参加した。社員の家族や「ナガセ健康倶楽部」の参加者も含めると、214人が参加したという。
 
ナガセビューティケァでは、イベントの最中、参加者の一日当たりの平均歩数は約7000歩になった。通常時の4600歩に比べて、52%増えたという。参加した92%の人が「運動を意識するようになった」と回答したとしている。
 
ナガセビューティケァでは、こうした、活動量計の配布とウォーキングラリーイベントを実施することで、社員や販売員の健康リテラシーの向上と、コミュニケーションの活発化を狙っているという。
 
ウォーキングラリーイベントを通じて、異なる拠点の社員間のコミュニケーションが増えているという。上司・部下間や同僚間のコミュニケーションが活発になり、良好な関係を築くきっかけとなっているという。
 
社員のコミュニケーションが活発になれば、互いに健康を意識した会話も増える。社内の健康リテラシーが高まれば、残業時間を抑え、ワークライフバランスを保とうという人も増えると考えているという。結果的に、健康経営つながる取り組みとなっているとしている。




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