MonotaROの2024年1-3月期(第1四半期)における国内売上高は前年同期比11.2%増の662億8800万円だった。営業利益は同12.3%増の93億500万円。
大企業連携による売上高が前年同期比30.4%増の208億3100万円と大幅に伸びた。注文顧客数の増加が増収要因となった。事業者向けネット通販事業「モノタロウ」は注文単価が上昇し、ほぼ計画通りに伸長した。
登録口座数は、2024年3月末時点で935万525件となり、2023年12月末の時点から24万4004件増となった。物流関連コストは前年同期比で0.8ポイント減となった。
韓国やインドネシア、インドの海外売上高も前年同期と比べて2桁増だった。
事業者向けネット通販においては、休眠顧客に向けたチラシやミニカタログ送付の継続に取り組みつつ、高頻度の購入顧客に対しては、購入カテゴリー拡大に向けてパーソナライズした販促基盤を開発しているという。
また、当日出荷締め切り時間の延長にも取り組んでおり、事業者向けと大企業連携の両方を対象としている。