持株会社体制への移行時期は2025年4月1日を予定し、同日に持株会社の社名を「株式会社サニックスホールディングス」に変更してグループ運営を担っていく予定だ。サニックスホールディングスは株式上場を維持したまま持株会社体制へ移行する。
サニックスが手掛ける「住環境領域」「資源循環領域」「エネルギー領域」の3事業は事業会社に承継する。
戸建て向けや集合住宅などへのトータルメンテナンス事業を手掛けるHS(ホーム・サニテーション)事業やES(エスタブリッシュメント・サニテーション)事業、SE(ソーラー・エンジニアリング)事業の「住環境領域」における新設会社の商号は「株式会社サニックス」を予定している。
環境資源開発事業を行う「資源循環領域」の新会社は「株式会社サニックス資源開発グループ」で同商号は5月15日に決まった。エネルギー領域は、今年1月16日に設立した連結子会社「株式会社サニックスエンジニアリング」に2024年7月1日を予定日として事業を承継する。
あらゆる経営環境の変化に迅速に対応し、持続的な成長を実現させていくことを目的に持株会社体制へ移行する。
持株会社によって、経営機能に特化しグループ戦略の策定や経営資源の配分の最適化を図っていく。各事業会社においては、それぞれの事業に専念して事業の環境変化や特性に応じた展開を行っていくことで、グループ全体の企業価値の向上を目指す。