自社ECの売上高は同2.6%増の23億円、卸売上高は同9.2%減の10億8000万円、他社ECの売上高は同21.4%減の2億2000万円、海外売上高は同400%増の5000万円だった。
自社ECでは、商品数を増やし、商品力を強化した結果、解約率や顧客の月間平均購入単価が上昇した。今期の月間平均購入単価は約5300円(前年同期は約5000円)だった。
卸では、展開店舗数が5万808店にまで拡大した。コンビニエンスストアへの配荷率は81.5%、ドラッグストアへの配荷率は18.9%、スーパーマーケットへの配荷率は3.7%となった。今後も展開店舗数の拡大に注力していく。
海外での販売では、香港を筆頭に堅調に推移している。香港では、2024年4月末に「BASE BREAD」の累計販売食数が50万食を突破した。まとめ買いのユーザーが多く、1回当たりの袋数が国内に比べて2倍以上だという。海外事業に関しては、今期は黒字化を優先するため、全体の利益水準を考慮しながら投資を抑制する方針だ。