同社ではこれまで、北海道への配送は、フェリーとトラックで行っていたため、数日を要していたという。今回、空輸を活用することにより、道内での翌日配送が可能となったという。羽田空港から新千歳空港へ運航している旅客機の空いた貨物スペースを活用し、1カ月に数十万個の商品を配送する予定だとしている。
離島を除く道内の顧客は、前日正午までに注文すると、翌日に商品の受け取りが可能。札幌市、旭川市、函館市、帯広市などの一部の地域では、約20万点の商品の当日配送も利用できるという。
アマゾンジャパンのアマゾンロジスティクスのアヴァニシュ・ナライン・シング代表は、「北海道で初の翌日配送を実現でき、大変うれしく思う。道民だけでなく、仕事や旅行で一時的に滞在される人など、より多くの顧客が、迅速で利便性の高いサービスを利用できるようになる。今後も日本全国の顧客の声に耳を傾け、安全で迅速かつ確実に商品をお届けできるよう、配送ネットワークを強化していく」とコメントしていた。