マッサージチェアメーカーのファミリーイナダ(本社大阪府、稲田壮秀社長)はこのほど、本紙の取材に対して、3年後の2027年3月期の売上高として、100億円を達成することを目標にしていると明らかにした。6月に就任した、稲田壮秀社長が明らかにした。現在注力している、百貨店の外商が開催する催事販売の販路を拡大する。米国などの海外に向けても販売を強化するとしている。
ファミリーイナダはこれまで、マッサージチェアメーカーのパイオニアとして、家電量販店への卸を主力に展開してきた。
6月に、稲田二千武前代表取締役会長が名誉会長となり、壮秀氏が社長に就任した。
外商での催事販売については、23年から、リラクゼーションチェア「iCOCOON(アイコクーン)」を商材として展開しており、経営者など富裕層の間で人気が高まっているという。
海外販売については、日本では医療機器として認可されているマッサージチェアを、メディカルなイメージを訴求しながら現地で販売していきたいとしている。
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