健康・生活事業は、GMSと家電量販店の販路は堅調だったものの、主力のテレビ通販が不振だったため、売上高は同7.9%減の12億8300万円だった。ECにおける販促費を削減したものの、テレビ通販の減収が影響し、営業損失が1億7900万円(前年同期は1億4400万円の営業損失)に拡大した。
「ホームファニシング事業」では、オリジナルブランド「BIYOMA(ビヨーマ)」はECが振るわず減収となった。
和装事業において、3分で着れるようになる「かんたん着物『YOUR』(ユア)」を7月から開始し、「ファッションワールド東京」などの展示会に出展してPRを始めた。「消費者ダイレクト販売」の一環として、大阪の直営店「花襲(はながさね)」でも販売している。
健康・生活(エイム)事業において、オランダの空調家電ブランドの「duux」の加湿器や暖房器具などの販売を始める。また、クラウドファンディングで温熱サウナマットのプロジェクトを行うなど、テレビ通販をはじめ、全ての販売形態に対応できる製品ラインアップに力を入れる。
11月8日に都内で開催した決算説明会で、田中文人代表取締役副社長は「かんたん着物『YOUR』(ユア)については来年をめどに本格展開していきたい」と話した。