ハルメクグループのシンクタンク「ハルメク生きかた上手研究所」によると、今年、全員が還暦を迎えた「新人類(50年代後半~64年生まれ)」は、「『こうあるべき』という固定概念が薄れ、自分らしい選択し、独自のトレンドを生み出している」という。
2024~2025年のシニアトレンドとして、ポイントやデジタルを活用した「得する」買い物を挙げた。2024年における55~74歳女性のEC利用率は、2019年と比較して18ポイント増の52%となった。
シニア世代の消費行動について、「自分の意志をしっかりと持っていて、納得しないものは安価であっても買わない傾向がある。シニアは消費者としてベテランで、目が肥えている。これからも『自分らしさ』を意識したモノ消費が進むのではないか」(「ハルメク生きかた上手研究所」梅津順江所長)と説明した。