同社の水宅配サービスに契約している顧客件数は、3月末比で5万件増の167万件となった。そのうち、浄水型サーバーの顧客の割合は11%だとしている。
営業利益が大幅に増加した要因は、(1)猛暑の影響による水の消費量の増加(2)巨大地震への注意喚起に伴う備蓄ニーズの高まり(3)岐阜北方工場の本格稼働による製造コストの削減─の3点があるという。
8月には、宮崎県で最大震度6弱の地震が発生。それに伴い、各メディアで、「南海トラフ地震臨時情報」の特別な注意喚起がされた。それによって、一般消費者の備蓄ニーズが高まった。新規顧客数の増加や、既存顧客のボトルの追加注文につながったとしている。岐阜北方工場の本格稼働で、生産効率も高まっているという。