中部電力ミライズ、次世代型太陽電池を普及 3社共同でプロジェクト推進

中部電力のグループ会社で、電気やガス、省エネ商材などを販売する中部電力ミライズ（本社愛知県、神谷泰範社長）は、自動車部品などを製造販売するアイシンと関西電力との3社共同で「ペロブスカイト太陽電池普及拡大プロジェクト」を進める。

プロジェクトは、2021年に愛知県が設置した会議体で、カーボンニュートラルを実現するためのアイデアを募集して事業化を支援する取り組みだ。

ペロブスカイト太陽電池による愛知県内の再生可能エネルギーの導入量の増加に関する評価や導入に当たっての課題、推進体制の構築などを検証する。

中部電力ミライズを含む3社では、ペロブスカイト太陽電池の導入調査に加えて、県内の公共施設や民間施設などへの実証導入、実証を踏まえたモデルケースの確立などに向けた取り組みを進めていく。

3社共同で展開することで、全国に先駆けてペロブスカイト太陽電池の社会実装を実現させていきたい考えだ。