今年の春頃には製品化する予定で、同時に事業者へのAPI連携も計画している。
「太陽光発電の0次診断シミュレーター」は、現地調査の作業工数を削減するもので、設置の検討段階で導入可否を把握することを可能にした。
従来、太陽光発電の導入を検討する際は、事業者が屋根形状や種類、設置可能な面積などを現地調査し、条件を確認する必要があった。
エブリワエナジーなどが開発するシミュレーターは、設置を検討する施主が住所や屋根形状などの質問項目をウェブ上に入力するだけで、設置可能な容量や想定発電量などを算出できる。

▲住所や屋根形状などの質問項目をウェブ上に入力するだけ
初期診断の精度を上げることで現地調査を不要にする。施主は導入可否やメリットなどをイメージしやすくなるため、検討段階での負担軽減に寄与するという。
エブリワエナジーはパナソニックグループが運営する共創型コミュニティ「everiwa」から2024年9月に誕生した会社。太陽光発電や蓄電システムなどの共同購入支援事業を主軸に事業展開している。