中古自動車の越境ECを展開するビィ・フォアード(本社東京都、山川博功社長)は2月5日、商船三井と協働で脱炭素化を推進すると発表した。LNG燃料船を活用して海上輸送を行うという。
ビィ・フォアードは、商船三井が提供する「Book and Claim(B&C、ブックアンドクレーム)サービス」を利用する。
同サービスは、低炭素燃料を利用したことによって生じたGHG(温室効果ガス)削減価値を、証書として割り当てるという。
商船三井のB&Cサービスは、25年1月に開始した。ビィ・フォアードが第1号顧客になるという。「ビィ・フォアードはアフリカ向け海上輸送において、脱炭素化への取り組みが先進的。このような取り組みが、今後業界のスタンダードになり、広がっていけばと思う」(商船三井・安部規雄執行役員)と話す。
ビィ・フォアードでは現在、タンザニア向けの、年間約5万台の中古車輸送を商船三井に委託しているという。その配送の一部から、対応していくとしている。「経済的な成長だけでなく、環境問題への取り組みでも業界をリードしていきたい」(山川社長)と話している
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