化粧品訪販最大手のポーラ(本社東京都、小林琢磨社長)は、2025年の事業計画の中で、2025年12月期の海外売上高が、前期比で7~8%減収する計画であることを明らかにした。中国の景況が影響しているほか、不採算店舗の整理なども行うとしている。
ポーラでは中国において、大都市を中心に、富裕層をターゲットとしたハイプレステージ店舗を展開してきた。
今後は、これまでの出店計画を見直す。大都市圏の大型商業施設において、百貨店・エステ提供型店舗を展開し、ポーラブランドの発信力を強化する。
中国国内の富裕層の居住エリアに、ターゲット顧客がアクセスしやすいコミュニティー型店舗も出店していく。「ブランド発信」と「コミュニティーの開拓」の二軸で展開してくとしている。
東南アジアにおいては2027年までに、エステ提供型店舗を含めた店舗数を、現在の2倍の40~50店舗にまで拡大させていく方針だ。
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