同社の水宅配サービスに契約している顧客件数は、2024年9月末時点で、167万件となった。そのうち、浄水型サーバーの顧客の割合は11%だとしている。
営業利益が大幅に増加した要因は、(1)猛暑の影響による水の消費量の増加(2)巨大地震への注意喚起に伴う備蓄ニーズの高まり(3)岐阜北方工場の本格稼働による製造コストの削減─の3点だという。
成長ドライバーとなっているのは、商業施設でのブース販売やテレマーケティング(テレアポ訪販)で獲得した新規顧客の継続率を高めていることだとしている。スマホアプリを使った利便性の向上や、新型浄水サーバーなどの新製品の開発によって、顧客離れを抑制できているとしている。