特商法違反は「氏名などの明示義務違反」「勧誘目的の不明示」「迷惑勧誘」の三つを認定した。
SEEDは、2022年に行政処分をされた連鎖販売のARKから従業員の大半を引き継いでおり、ARKと同様の違反行為を行っていたとした。
「氏名などの明示義務違反」における公開された情報によると、勧誘の際に、「ボウリングするんですけど来ませんか」「社会人サークルみたいな感じです」などと告げるのみで、勧誘する目的を明らかにしていなかったという。
「迷惑勧誘」では、連鎖販売契約を締結しない旨の意思を表示していた人に対して、「続けていれば必ずリターンがある」「絶対にやったほうがいい」などと長時間にわたり勧誘を続け、迷惑を覚えさせるような仕方で勧誘していたという。