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2025.04.14

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水関連製品

OSGコーポレーション、2030年に売上200億円 5カ年の中期経営計画を策定

5カ年の中期経営計画「OSG2030ビジョン」を策定

OSGコーポレーションはこのほど、5カ年の中期経営計画「OSG2030ビジョン」を策定した。「『ミズカラ』はじめるウェルビーイングカンパニー」を2030ビジョンとして掲げ、2030年1月期における売上高を200億円以上にすることを目指すという。セグメント別売上高としては、「水関連機器事業」70億円、「メンテナンス事業」50億円、「HOD事業」30億円、「FOOD事業」50億円としている。

同社では中期経営計画で「『ミズカラ』はじめるウェルビーイングカンパニー~水にこだわり、世界に向けて、感動と健康をお届けする~」というビジョンを掲げている。

三つの基本方針として、(1)方円の大器(事業ポートフォリオの柔軟な組み換えによる収益力の向上と拡大)(2)リカーリング(すべての事業はリカーリングにつながるビジネスを追求、顧客満足の徹底強化)(3)おでんフィロソフィー(「一人ひとりが主役」と位置付けた人的資本経営の推進、ODEN×DX×推進力)――を挙げている。

「水は方円の器に従う」という言葉には、「水は容器の形によってその姿を変える」という意味がある。水のごとく柔軟にポートフォリオを変えていくということのようだ。

リカーリングは、製品・サービスの販売後も継続的に収益を得るビジネス形態。メンテナンスやロイヤリティー、サブスクなどは、経営において安定収益をもたらすとの考えから、強化を図るという。デジタルを活用したデータ経営やクロスセル・アップセルの強化も図るとしている。

「おでん」という言葉には「みんな主役」という含意があるという。「ODEN」は「オープン」「ダイバーシティー」「エナジー」「ネクスト」の略でもあるという。「おでんの具」という企業文化にデジタルと組織力をかけ合わせた、OSGの人的資本経営を実践していくとしている。

「重点領域」と位置付けている「水関連機器事業」の「家庭用機器部門」では、(1)「ステハジ」パートナー会の育成とサブスク事業の浸透(2)「健康」と「環境」のリテラシー向上への貢献(3)リカーリング型のメンテナンス事業への承継─を推進していくという。「家庭用機器部門」だけで30年1月期に30億円の売り上げを見込んでいるという。

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