クラダシは賞味期限が迫った食品や季節商品、パッケージの汚れや傷などによる被害などが原因で通常の流通ルートでの販売が困難な商品を買い取ってECサイト「Kuradashi(クラダシ)」で販売している。売り上げの一部をさまざまな社会貢献団体に寄付する仕組みを導入している。
ファミリーマートは2030年に、2018年対比で食品ロスを50%削減、2050年には同80%削減することを目標にしている。
「当社のフードロス削減を目指したさまざまな取り組みにファミリーマートより賛同をいただいた。またファミリーマートの『てまえどり』をはじめ『SDGsをテーマとした店舗(RE-CONVENIENCE)』、『ファミマフードドライブ』などの多岐にわたるフードロス削減への取り組みに当社も賛同し、このたび協働する運びとなった」(徳山執行役員)と経緯を話す。
今回、通常「Kuradashi」で定期便として提供している「ロスおたすけ定期便」を「ファミマオンライン」限定で1回から購入できるセット商品として販売した。売り上げの一部を「クラダシ基金」として、地方創生や食育の支援などに活用する。
5月以降も「ロスおたすけセット」の継続販売や商品ラインアップの拡充を検討する。