小林製薬は3月24日、同社株主である香港投資ファンドのOasis Japan Strategic Fund Ltd.(オアシス)より、現・元取締役7名に対する株主代表訴訟が大阪地方裁判所に提起されたことを明らかにした。
訴えの対象となったのは、現取締役の小林章浩氏と片江善郎氏、ならびに元取締役5名の計7名。紅麹関連製品の健康被害に関する問題について、取締役としての善管注意義務を怠ったことによる任務懈怠があったとして、総額約135億5千万円の損害賠償および遅延損害金の支払いを連帯で求められている。
同社は、会社法第849条第5項に基づき、遅滞なく電子公告を行う方針を示した。なお、本件訴訟はあくまで個人に対する請求であり、現時点で同社の業績への重大な影響はないとしている。
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