調査はTPCマーケティングリサーチ(本社大阪市)が実施した。
それによると、「ふきとり化粧品」の市場規模は2015 年度の170億円から2019年度に199 億円に拡大。コロナの影響による店舗の休業などで2020 年度から約170億円で横ばいが続いている。このうち2024年度は、ナリス化粧品の製品による売上構成比が14.6%で、企業別のトップになったとした。
同社は2013年から、訪販チャネルとは異なる一般流通向け製品を市場投入している。近年はドラッグストアで販売しているブランド「ネイチャーコンク」や、低価格帯ブランド「ルクエ」による「ふきとり化粧水」が販売を伸ばしているという。