原価高騰による粗利益率の低下などにより、営業利益は9億6100万円の損失、経常利益は9億3400万円の損失となった。営業体制見直しに伴って、三宮オフィスを閉鎖したため特別損失2500万円を計上、当期純利益は10億1200万円の損失だった。
主力の「レディースインナー等販売事業」は、衣料品類の売上高が想定を大きく下回ったことにより、売上高は前期比8.3%減の110億7600万円だった。衣料品の売上高は同10.1%減の78億600万円。化粧品類は定番商品が伸びず同3・8%減の20億3600万円、健康食品類は同0.5%減の9億2500万円だった。
「ウルトラファインバブル技術製品等製造販売事業」では、ホテルを中心とした施設や新規の販売先の開拓、シャワーヘッドOEM受注の新規獲得等に注力したものの、市場への新規参入が増えたことなどで環境は厳しく、売上高は前期比54.9%減の4億9400万円、セグメント損失は4800万円になった。